Scarlatti Upsampler (Discontinued) / dCS
Scarlatti Upsampler
生産完了いたしました。(2015年7月)
Scarlatti(スカルラッティ)は21年間の研究成果を全て投入した、デジタルプレイバックシステムのdCSの最高品質ブランドです。音楽再生に最高度の音質とリアリティーをお求めの方にとって、スカルラッティの代替モデルはこの地球上には存在しない、と申し上げても過言ではありません。
Scarlatti Upsampler(スカルラッティ アップサンプラー)は特許技術を導入したデジタルーデジタルコンバーターです。ディスクからのサンプルレートをより高いレートに変換しリスナーに届けます。高いサンプルレートはより詳細なディティルを明らかにし、サウンドステージはより深みを持ち、イメージもよりはっきりと、あたかも霧が晴れた風景を見るように現れます。音質はCDデータを最初、24/88.2へ、そして24/176.4、さらにDSD .へと変換されるごとに高まっていきます。
Scarlatti Upsamplerによって高いレートでdCSのリングDACへと提供し、その結果はフルディスクリート バランス デザインのリングDACの持てる力をフルに発揮できるのです。ご存じのように、スカルラッティはdCSのプログラムロジックへのソフトアプローチによって、最新バージョンにアップデートできることが、私たちの自慢です。
非シンクロUSBモードPCとオーディオデバイスとをシンクロさせるモードが多くあります。オーディオデバイス自体をPCのUSBフレームと同期することが最も一般的です。しかし、この方式ではジッターに関しては良くありません。スカルラッティアップサンプラーUSBモードは非シンクロモードで動作します。このモードはPCにフィードバックパイプを設けることで、オーディオデバイスがオーディオにシンクロするのです。PCは効果的にオーディオデバイスとロックします。これで、より正確なクロックを得ることができ、又ジッターも大幅に低減できます。
USBはイソクロノスです。と言うことは、ホストであるPCと客であるUクロックの双方とも、どの程度のバンド幅が用意されていることを最初から分かっているのです。従い、ホストは常に供給できるバンド幅を保証することになります。オーディオプレィバックを選択すると、PCは選択されたデータをHDDからUSBを経由して出力します。PCとアップサンプラーとのオーディオフローはPCMでは、32,44.1,48,88.2又は96kS/sにパケットされます。これはPCにデータをデコードするべくインストールされたコードの役割で、標準PCMフォーマットでアップサンプラーに提供します。
一般の16/44.1kS/s CDの信号をアップサンプルすることによって、細やかで、グラデーション豊かなサウンドステージを聴き手の目の前にお届けする、その一翼を担うのがScarlatti Upsamplerなのです。
Specifications
- 出力サンプルレート
- 32、44.1、48、88.2、96、176.4、192kS/s(24 bit PCM) または DSD (1bit 2.822MS/s)
- USB入力
- Bタイプコネクター 1系統
- デジタル入力
- AES/EBU(XLR)1系統
- SPDIF(RCA)2系統
- SPDIF(BNC)1系統
- SPDIF(TOS)1系統
- IEEE1394 2系統(双方向デジタル・インターフェース)
- クロック
- ワードクロック入力(BNC)1系統
- ワードクロック出力(BNC)1系統
- デジタル出力
- AES/EBU(XLR)2系統
- SPDIF(RCA)2系統
- SDIF-2(BNC)1系統
- SPDIF(TOS)1系統
- IEEE1394 2系統(双方向デジタル・インターフェース)
- 消費電力
- 12.7W(定格),15W(最大)
- 電源電圧
- 100V 50/60Hz
- 外形寸法
- H75xW465xD405mm
- 重量
- 10.1kg