Bartók DAC / dCS



Bartók DAC

Bartók DAC(Upsampling Network Streamer DAC)(バルトーク ダック)は、様々なデジタル機器に対応したD/Aコンバーターです。Ring DAC, カスタム高品位UPnP音楽ストリーミング、dCSデジタル プロセッシング プラットフォームを搭載し、このクラス最高度のスペックを誇ります。

Bartók DACは、USB, AES, S/PDIF入力を装備しています。ストリーミングは、NASドライブ、オンライン音楽サービス(TIDAL, Spotify, Airplay – Appleデバイス経由)ネットワークインターフェィスはフルMQAデコード、レンダリングを行います。また、近年音楽マニアの間で評価が高いRoonに対応した、Roon ready DACです。(土方久明氏によるRoonの解説ビデオはこちら

D/Aコンバーター部は、バランス、アンバランスのアナログライン出力を独立して装備しています。また最新のv2.0では、ひとつ一つのデジタルデータサンプルのDA変換を行う「ラッチ」に割り当てるスピードを2倍速にした新しいマッパーに加え、音楽ジャンルによって、またはお好みによって選択できるフィルターが多数加えられ(PCM 6タイプ、DSD 5タイプ)さらなる音質向上が達成されました。ボリューム調整には、dCS独自の高性能ボリウムコントロールを搭載していますので、プリアンプを介せずにパワーアンプに直接接続して演奏することもできます。

Bartók DACは、市場にあるほとんどの主なフォーマットをサポートしています。高次サンプリングレートのPCM, DSDに対応し、アップサンプリングもPCM x4 (DXD)、 DSD、 DSDx2(DSD128)とう3種類のアップサンプリングも選択できます。もちろん全てのステージでジッターノイズを最低限に抑えているのは、独自の高品位クロック技術によるものです。

Hi-Rez音楽ファイルに対しては、24/384k, DSD128(5.6M S/s)まで対応、Roon, TIDAL, QOBUZ, Deezer, インターネットラジオなど、幅広い音楽ストリーミングサービスに即座にアクセスすることができます。バルトークのストリーミングインターフェィスは、メジャーなロスレスコードに加えてDoPフォーマットのDSD, ネイティブDSD に対応し、イーサネット経由のストリーミングでは真の24ビット解像度のオーディオを確保します。また、dCSによる将来の環境変化に対応するアップデートが可能です。

Mosaicコントロールアプリ

全てのアンドロイドとiOSデバイスで利用できるMosaicコントロールアプリは、dCS開発のカスタムコードで動作するパワフルなプロセスプラットフォームによってサポートされています。このソフトウェア設計は、性能をアップグレードし、強化することができるので、プラットフォームやサービスの進化に応じて新しいストリーミング機のを追加することができます。

Bartók DAC フロントパネル

Bartok DAC Front
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リアパネル

Bartok DAC Rear
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Bartók DAC with Headphone Amplifier

Bartók DACにはスタンダードモデルに加え、ヘッドフォンアンプ/端子を備えたBartók DAC with Headphone Amplifier(通称Bartók DAC +)もご用意いたしました。これはヘッドフォン愛好家にとって非常にうれしいモデルの登場です。

ヘッドフォンアンプの出力は、dCS独自の設計によるものです。ハイインピーダンス/ローインピーダンス、バランス/アンバランスに関わらず、数多くの様々なヘッドフォーンに対応いたします。独自のアナログアンプによりヘッドフォンの能力を最大限に引き出すことができ、ヘッドフォン再生がこれまでにない感動を与えてくれることでしょう。

Bartok DAC Menu

ソフトウェアアップデートによる追加機能「dCS Expanse」 ※ Bartók DAC +

dCS Mosaic アプリによるソフトウェアアップデート(無料)により「dCS Expanse」(エクスパンス)機能が追加されました。「Expanse」はヘッドフォン再生を大きく変える画期的な機能です。(Bartók DAC with Headphone Amplifier 限定)

  • これまでヘッドフォン出力(再生)は「クロスフィード」で行うのが標準でした。これで音楽を聴くと、リスナーの頭上から音が流れてくる感じになります。
  • 一方、音楽制作現場では最終的な判断を出す際、スタジオのモニタースピーカー(スモールモニターを含む)からの音楽を確認して最終的にプロデューサーがOKを出す、というのがほとんどです。
  • スピーカーの場合、リスナーの前から音楽が流れてきます。対してヘッドフォンによる再生ではリスナーの頭上から音が出るようにプログラムされています。このギャップによる違和感がdCSにとってヘッドフォン再生を大きく改善すべき目標となりました。最終的にヘッドフォンでも「音楽が前から流れて来るように」再生されるべきである、ということです。
  • 今回、dCS Mosaic アプリで、ヘッドフォン再生に関する新たな新たな機能を追加したソフトウェア「Mosaic v1.1.1」(App Store、Google Playにて入手)をリリースいたしました。「Expanse」と名付けられ、録音スタジオ、モニタールームでの環境に近い状態で「リスナーの前から音が流れて来る」という再生がヘッドフォンでも可能になりました。
  • dCS Mosaic Contlol アプリ、またはBartók DAC +のフロントパネルより設定が可能です。[オーディオ]メニュー[クロスフィード]設定にて[Expanse]機能が追加されました。※フロントパネルからアクセスする場合[フィルター]ボタンを0.25秒間押し続けることで、順番に表示されてすばやくアクセスできます。
  • Expense にセットすると、音源(Mosaic、ストリーミング、Roon、Tidal、SPDIF、USB)を問わずリスナーの前から音が来るようになります。Expenseには[Expanse 1]と[Expanse2]の2通りあり[Expanse 1]はExpanse効果が強く得られ、[Expanse2]は楽器の音色表現が[Expanse 1]より僅かに自然に再生さる、という感じです。リスナーの好みでお選びください。

詳しくはdCS Expanse ページをご覧ください。

Bartók DAC with Headphone Amplifier フロントパネル

Bartok DAC Front
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主な特徴

  • 最新カッティングエッジdCS DSP, Ring DAC搭載
  • UPnP, エィシンクロノスUSB,AES, S/PDIF
  • クラスAヘッドフォンアンプ(Bartók DAC with Headphone Amplifier)
  • TIDAL, Spotifyを受け容れ
  • マルチステージオーバーサンプリングデザイン、DACアップサンプリング、フィルター
  • オートクロッキングによる扱いやすさに加え、ジッターを最低限度に制御
  • dCSトランスポートから、SACDデータをDual AES経由受け容れ
  • マルチステージ パワーレギュレーション、ツインメイントランス
  • 将来のユーザー環境に合わせたファームウェアアップグレードにより機能、パフォーマンスをアップ。

Specifications

コンバータタイプ
5-bit dCSオリジナルリングDAC
デジタル入力
USB 2.0 Bタイプコネクター 1系統
AES/EBU (XLR) 2系統
SPDIF(RCA)2系統
最大サンプルレート
USB:24/192kS/s PCM、DoP
デュアルAES:24/192kS/s PCM、およびDoPフォーマットにパッケージされたDSDに対応
シングルAES、SPDIF:24/32、44.1、88.2、96kS/s PCM
アナログ出力
バランス(XLR)1系統(pin 2= hot)
アンバランス(RCA)1系統
ワードクロック
入力(BNC)1系統(32、44.1、88.2、96kHz)
出力(BNC)1系統
デジタル入力
RJ45 (UPnP) エィシンクロノスモードNASまたはPCからイーサネット経由でメジャーロスレスファイル FLAC WAV AIFF を24/384K S/Sネィティブサンプルレートで、さらにDSD/64, DSD/128 (DIFF, DSF) 受け容れ。他のフォーマットとしてWMA, ALAC, MP3, AAC, OGG.
Apple AirPlay : 44.1/48kS/s
USB 2.0 Type B: エィシンクロノスモード 24/384kS/s, DSD/64, DSD/128(DoP).
フラッシュドライブからデジタル音楽ファイルを:PCM最大 24/384kS/s, DSD最大DSD128までを受け容れ。
2 x AES/EBU: PCM最大24/192k S/s, DSD64(DoP). Dual AES使用の場合には、PCM最大24/384kS/s, DSD64,DSD/128(DoP)またはdCS暗号化によるDSDフォーマットを受け容れ。
2 x S/PDIF (RCA, BNC): PCM最大 24/192kS/s, DSD64(DoP)
1 x S/PDIF Toslink: 最大24/96kS/s
アナログ出力
レベル; 0.2, 0.6, 2または6V rms. XLR出力インピーダンス 3Ω、最大600Ω 、RCA 52Ω、最大600Ω
ヘッドフォン出力(Bartók DAC with Headphone Amplifier)
バランスペア 1x4ウェイ XLR出力端子
ステレオアンバランス:1x6.35(1/4") ジャック
フルスケール出力レベル: 1.4W rms 33Ω。 0.15W rms – 300Ω。出力レベルはo, -10, -30dB(メニュー設定)
MQA
ネットワーク、USB2入力より、フルデコード、レンダリング
他入力では解凍 MQAデータのみ受け容れ
残留ノイズレベル
-113dB 以下、20-20kHz
クロストーク
-115dB以下 20-20kHz
フィルター
PCM:6タイプ
DSD:4タイプ
Conversions
DXD (デフォルト) / DSD
ソフトウェアアップデート
Bartók App(Apple App)によりアップデート可能
USB Class2 ドライバー
最新のUSB Class2ドライバーはdCS「ドライバー & ソフトウェア」ページよりダウンロードいただけます。
外部コントロール
dCS Mosaic Contlol アプリ(App Store、Google Playにて入手)音楽のプレイバック、ユニットコンフィギュレーション(設定)、ファームウェアアップデート
IRリモートコントロール(オプション)
電源電圧
100V 50/60Hz
消費電力
最大50W (標準30W)
外形寸法
W444xH115x D430mm(最大寸法)
重量
17kg

展示販売店

チャレンジャー音響
群馬県高崎市上大類町979-1
0273-26-8450
フォーミュージック
新潟県新潟市中央区白山浦1-363
025-265-6301
フジヤエービック
東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ 3F
03-3386-5956
ユーオーディオ
東京都千代田区神田神保町3-25 住友神保町ビル1F
03-6256-9002

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